ブックタイトルキャンパスネット 2020 SPRING 春 39号

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概要

キャンパスネット 2020 SPRING 春 39号

TOPICS足利大学・足利短期大学のトピックスまちのにぎわい創出に取り組んでいます平成27年度からはじめた足利大学、足利短期大学合同の大学地域連携活動支援事業「学生と地域による足利市中心市街地にぎわい創出計画」の一環として、毎年、年に数回、夜のまちを竹あかりで演出し、にぎわいを創出するイベントを実施しています。すべての作業は学生主導で実施しており、地域に群生する竹を刈取り、地域の子どもたちと協働で製作した竹あかりを展示しています。この活動を通して、地域社会(足利市)を舞台とした実践的なまちづくり教育を行っています。2019年11月23、24日には、足利市雪輪町内に200灯の竹あかりを設置し、まちなか竹あかり回遊路を計画しました。回遊路の起点は足利大学建築学コースの学生たちが改修した100年を超える古建築で、その内部では足利短期大学演劇同好会による演劇が披露されました。地域のみなさんが古建築で演劇を楽しみ、竹あかりに照らされる町内の路地を散策し、足利の夜のまちを堪能するという試みが学生たちの手によって実現されました。足利長寿研究(横断研究)の結果、長寿者の認知機能低下の機序の一部が解明されました2018年3月から開始された足利大学看護学部と足利市との共同研究である「足利長寿研究:足利市民の健康寿命の延伸を目指して」が、85歳以上の95名(平均年齢92歳)の市民の参加のもと2019年4月に終了し、その結果の一部が2019年9月12日に本城キャンパスで研究主任である看護学部山門實学部長により市民の方々に報告されました。長寿者の認知機能の低下にはまず活性酸素の消去能が低下することにより生体内に炎症が生じ、その結果脳細胞膜障害が生じ認知機能が低下するとする仮説です。現在、この仮説の立証に介入試験(縦断研究)が行われています。足利長寿研究による健康長寿の薦め10か条は、“1.食事は3回しっかりと2.良質の蛋白質を摂る(肉・魚・豆腐) 3.野菜(足利トマト)を摂る4.健康食品としてのヨーグルト・納豆を摂る5.生活リズムは規則正しく6.外出をする7.新聞・テレビをみる8.よく眠る9.たばこはすわない10.いつも笑顔で”です。10