ブックタイトルキャンパスネット 2020 SPRING 春 39号

概要

キャンパスネット 2020 SPRING 春 39号

TOPICS県央産業技術専門校のトピックス県央産業技術専門校の出張授業県央産業技術専門校は、ものづくりの技術・技能を2019オープンキャンパス習得し、将来産業界で活躍できる人材を育成する県立の職業能力開発施設です。県央校（宇都宮市）の他に県北校（那須町）と県南校（足利市）があります。県央校では主に中学･高校の新卒者を対象とした2年間の施設内訓練、求職者を対象とした委託訓練、在職者を対象にさらなるスキルアップを図る在職者訓練が行われており、新卒者対象の訓練においては、きめ細やかな指導によって優秀な技能者を育成し、多くの県内企業へ送り出しており、高い就職率となっています。烏山高校出張授業ものづくり分野という専門的な技術・技能を習得する県央産業技術専門校での訓練は、高校生にとって馴染みが薄いといった印象を受けるかもしれません。そこで、県央産業技術専門校ではそのようなイメージを払拭しようと本校の職業訓練指導員が講師として県内の各高校に出向いて行う出張授業や、オープンキャンパスにおいて魅力的なものづくり体験の場を提供するなど様々な取り組みを行っています。2019年7月に行われた烏山高校や真岡北陵高校への真岡北陵高校出張授業一日体験設備配管設備エアコン据付け出張授業では、「実験からエアコンの原理を学ぶ」「インターネットの開通作業」「自動車のメンテナンス作業」など、日常生活に身近な技術についての体験講座を行いました。また、9月には烏山高校の生徒にLED電球を光らせるという内容のプログラミングに関する出張授業を行い“ものづくり”の楽しさを体験していただきました。参加した生徒からは「パソコンを立ち上げるところから電球にライトをつけるところまで自分で行うことができ、プログラミングの楽しさを理解することができました。また、制御プログラムは細かいところまでしっかりできていて、いろいろなことに役立っていることが分かりました。」などの感想が寄せられました。出張授業の講師を務めた川島先生は「今後も出張授業などの活動を通し、未来を担う高校生達へ“ものづくり”の楽しさを体験してもらい、本校への進学を将来の選択肢の一つとしてもらえたら。」と話しています。14