ブックタイトルキャンパスネット 2020 SPRING 春 39号

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概要

キャンパスネット 2020 SPRING 春 39号

TOPICS学生が活躍する子育て支援活動「親子遊びの会」地域人材育成分野金賞受賞2019年度「第16回学生&企業研究発表会」宇都宮共和大学子ども生活学部には、地域社会貢献を担う「子育て支援研究センター」があります。「親子遊びの会」はその事業の一つで、子どもの遊びの支援、親子関係の支援、家族同士の繋がり作り支援を目的に様々な遊び・活動を行っています。参加者は、地域の子育て家庭で、子どもの年齢は主に0歳~6歳です。活動は、親子で過ごす時間、保護者と教員の懇談、子どもの遊びの時間で構成され、親子で過ごす時間には活動のテーマを設け、自主的に活動に参加している学生ボランティアを中心に、活動の計画と準備、当日の運営、遊びの支援を行います。宇都宮共和大学のトピックス写真1:はらぺこあおむし障がい物競争2019年度は年間の活動テーマを『親子で楽しむ絵本の世界』とし、絵本にちなんだ活動、環境構成、教材を検討して、子どもも保護者も主体的に参加し楽しめることを目標としてプログラムを作成しました。9月に行われた『絵本の中の運動会』では、学生達は絵本の世界に入り込んで運動会を楽しむことをねらいとして、絵本のストーリーにちなんだ競技を考案しました。写真2:大きなかぶ綱引き「はらぺこあおむし障がい物競争」:子ども達があおむしになりきり食べ物を貼ったトンネルをくぐり、蝶の羽をつけてゴール。その後も飛ぶ真似をして楽しむ姿が見られました(写真1)。「大きなかぶ綱引き」:カラーポリ袋に枕を入れ、大きくとも安全な「かぶ」を作成。子どもたちに大好評で「もう一回!」と言う声が沢山聞こえ、保護者も応援し一緒に楽しんでいました(写真2)。「桃太郎玉入れ」:子どもたちは桃太郎になり、鬼役が背負う籠をめがけて玉を投げます。鬼役は卒業生が行い盛り上げてくれました。運動会後に写真3:お風呂電車絵本の読み聞かせをすると、子ども用の椅子、運動会の応援で使用したポンポン、絵本読み聞かせで使用した赤いボタン(手作り)を使い『お風呂電車』という遊びが子どもの発想によって展開されました(写真3)。2019年度「第16回学生&企業研究発表会」で金賞受賞幼児教育・保育を学ぶ学生が遊びプログラムを開発する→参加した子どもがのびのびと遊ぶ→楽しそうな子どもの姿に保護者が笑顔になる・子どもと学生が遊ぶ間安心して子育て相談ができる→活動を通して学生は環境構成、教材研究、子どもへの援助を学ぶ→実践力をつけて保育者として現場に出ることができ、地域の親子に還元できる。この循環が子ども・保護者・保育者から「栃木を元気」にすると考え、今後もこの活動を続けたいと考えています。3